2017年「日向ドラゴンアカデミー」の最終プレゼンテーションが開催されました。

「地域で稼ぐ人になろう」をテーマに掲げる起業家育成塾「日向ドラゴンアカデミー」の最終プレゼンテーションが開催されました。

プレゼンターは、8月から始まった全5回の講座を修了した受講生。ゲストに、日向市長の十屋幸平氏をはじめ、日向市の実業家らを招き、プレゼンターの勇姿を見ようと集まった約40名の観客のもと、盛大に行われました。

日向市の市長もゲストとして参加

地域課題を解決することを主眼に、多様なビジネスプランが発表されるイベントとなりました。

10組のプロジェクトをプレゼンテーション

発表をおこなったのは、チームや個人など、合計10組。

日向ドラゴンアカデミーを通じて学んだことを活かし、それぞれが解決したい地域課題を明確にし、解決策となるビジネスプランを発表します。

地域の魅力を伝えるためにYouTubeを活用した情報発信や、日向市独自の日向サンバを未来に残そうというもの、高校生と大人が対話する場をつくるプロジェクトなど、課題設定の多様さから、解決策のユニークさまで、10組それぞれ独自の切り口でプランが構築されています。

十屋市長も、「こうきたかというプランもあり、どれも魅力的でした。どれも本気度が感じられ、非常に刺激的なものでした」と、評します。

重要なのは改善し続けること

福岡から毎回通い、プレゼンテーション前日に、「対話の学校」イベントを開催した谷口さん

当然ながら、好評を博したプレゼンテーションは、一朝一夕で作成されてものではありません。このプレンぜテーションの背景には、各自の努力が秘められています。

日向市の事業者をサポートする「ひむか-Biz」と連携し、内容のブラッシュアップを複数回重ね、前日には、本番と同じ会場でリハーサルも行われました。

その結果、発表まで24時間を切った段階から、1から資料を作り直し、ほぼ徹夜でプレゼンテーションに挑むチームもありました。

このことからも、いかに改善し続けることが重要かということがわかります。

事業プランが良くなる方法は、実際にやってみて改善する、誰かに伝えてプランを叩いてもらうなど、自分以外の誰かの力を借りることが不可欠です。

このような応援しあい、改善しあい、サポートしあうコミュニティが形成されていることこそ、日向のカルチャーとなる重要な成果のひとつだといえるでしょう。

宮崎県北地域の広域連携、起業家育成の事例へ

ゲスト、観客も一緒に記念撮影。日向市に着実に挑戦者を応援するカルチャーが根付いている

日向ドラゴンアカデミーは、日向市が主催する事業ですが、県北地域全域から受講生が集まっています。

講座をきっかけに、地域を横断したコラボテーションも実現し、例えば日向市の特産品である「へべす」と、椎葉村の特産品である「椎葉そば」のコラボ商品が誕生し、首都圏でのテスト販売も実施されました。

つまり日向ドラゴンアカデミーが、宮崎県内の人と地域をつなぎ、起業家の活動を後押しする起業家コミュニティとなりつつあることを示しています。

このプレゼンテーションで2017年の講座は終了しますが、多くのプロジェクトはここが通過点やスタート地点です。

ここからどのような成果が生まれてくるのか、どのような文化が育つのかということに大きな期待が集まります。

そして日向ドラゴンアカデミーは、来年も開校することがアナウンスされています。「地域で稼ぐ人」が、続々と誕生する日向ドラゴンアカデミー。今後の活動からも目が離せません。