【リポート】へべすの未来に光が差した! 未来プレゼンテーション②

いよいよ始まった日向ドラゴンアカデミーの1期生による「へべす販路開拓プラン」プレゼンテーション。1番手の登場です。

グループ1「オリンピック公式飲料を目指す!」

主題:へべす飲料×サーフィン

要旨:へべすを飲料にし、サーファーに提供することで販路を広げる!

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メンバーは、県外から多くのサーファーが訪れる小倉が浜に着目。独自に開発した4種類のへべす飲料を用意し、のべ30人のサーファーに試飲してもらったそうです。開発したのは以下の4種類。

 

「へべすウォーター」(果汁と水を混ぜたもの)

「エナジーへべす」(果汁と経口補水液を混ぜたもの)

「へべネード」(へべすシロップ×炭酸)

「へべすはちみつ」(果汁とはちみつを混ぜたホットドリンク)

 

「小倉が浜のサーファーは、熊本や大分、福岡など県外から来た人が大半で、へべすのことは知らない人ばかりでした。ですので、試飲を配布するだけでもPRにつながっていると実感できました。また、サーフィンをすると、海から上がった時に甘いものが食べたくなるそうで、4種類の中ではヘベネードが一番人気でした。ネーミングから、どんな味か興味をそそられたという意見もいただきました」(メンバー)

 

メンバーはこれを踏まえ、へべすの認知向上に的を絞り、評価の高かった「ヘベネード」と、最も中立的な味わいの「へべすウォーター」を提供メニューに選定。広範囲のPRで費用を掛け過ぎるよりも、利用者の8割が県外客である小倉が浜を舞台に、地道にサーファーへの認知を広めて、2020年のオリンピック公式飲料認定を目指していく!と宣言して、プレゼンを締めくくりました。

 

【講評】

「リサーチから企画検討までお疲れ様でした。素晴らしい。何もないところからチャレンジを始めると、いろんな人のダメ出ししか来ません。でも、そんなダメ出しは全部無視してどんどんチャレンジするべき。なぜならターゲットではない人の意見を聞く必要はないし、聞いたところでへべすの未来は何も変わらないから。今日はゴールではなくスタート。オリンピックの公式飲料を目指そう!」(土屋氏)

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講義で最も重視された現場感覚。メンバーはそれを「小倉が浜でのサーファーへのサンプリング」という形で発揮し、地道な努力でサーファーにニーズを見出す結果を生み出しました。メンバーの中には現役の大学生もおり、社会人と一緒に実践的に学べたことに実りがあったという声も聞かれました。

 


グループ2「へべすがサラリーマンを救う!」

 

主題:へべすドリンクでサラリーマンに健康効果を周知

要旨:オフィス設置型の自販機で販売を促進!

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メンバーはサラリーマンにアンケートを実施。7割が体型を意識していて、ダイエットためにトクホ飲料を飲んでいる一方、健康はさほど意識されておらず、健康=ドリンクという意識づけも希薄だというデータを取りました。

 

「必須アミノ酸9種類のうち実に8種類を含むなど、へべすが持つ機能性成分に私たちは着目しました。オフィスでは何かしらの飲み物がサラリーマンに必ず飲まれています。そこでオフィスグリコ(オフィス設置型の菓子販売サービス)のように、冷蔵庫を設置して販売できないかと考えました。桔梗の健康管理に関する意識調査では、多くの企業が定期検診以外に何をするべきか模索している状況があります。企業にとっても社員の健康管理は大切。へべすドリンクがそれを解決する一助になればと考えたのです」

 

メンバーはこのモデルの展開として、地元の農産品加工企業や、上場企業などの宮崎拠点から導入を図るアイデアを披露。興味を抱いた部署から導入され、人から人、部から部へと広がったオフィスグリコの事例を引き合いに、つながりによって販路を拡大する仮説を説明しました。

 

【講評】

「しっかりしたデータに基づいてプランを組み立てている地域ビジネスの例をぼくは見たことがありません。とても素晴らしいと思います。オフィスに旬の野菜や果物を届けるOFFICE DE YASAIというサービスを知人がやっているので、そこと組んで実験的に始めてみたいと感じました!」(齋藤氏)

 

「これこれ!という切り口で組み立ててくれたと思います。へべすの健康効果は日向市としてももっと訴えていきたいところ。健康に役立つ!と堂々と語ってただいたことに、今後の期待を感じさせてくれます」(日向市ひまわり基金事業推進協議会長 伊藤氏)

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齋藤氏の言葉通り、実際にアンケートで収集したデータをもとに仮説を立て、他の資料も活用しながら客観的にへべすウォーターのニーズを探った手法はとても素晴らしいものでした。急には栽培面積を広げられないへべすの生産事情も考慮し、今あるへべすの価値を高めて販売するというアプローチも、現実的で有効な策であるとして評価を集めていました。

(続く)